犬・猫の不妊去勢手術

20人と同じように犬ちゃん猫ちゃんにも体のなかにホルモンが分泌されています。
犬ちゃんや猫ちゃんの不妊去勢手術後は、ホルモン分泌されないようになります。
飼い主様はペットちゃんにゆっくりと愛情を注いであげることができ、雄・雌特有の病気にかかりません。
しかし、手術中の全身麻酔のリスク、発情・求愛行動がなくなるので本来の性格が変わる、太りやすいなどデメリットもあります。
良い点・悪い点がありますから、じっくりとお考えいただき手術可能な期間までに決断しておく必要があると思います。

メスの不妊手術

利点
望まない妊娠がなくなる。
卵巣・子宮の病気のリスクがなくなる。
性ホルモンに関係する乳腺腫瘍などの病気のリスクが低くなる。
発情期特有の困った行動がなくなる。(大きな鳴き声、トイレ以外での排尿、外に出たがる、飼い主の言うことを聞かないなど)
様々なリスクを軽減することにより、寿命が延びる。

欠点
手術の麻酔のリスクがある。(適切な麻酔管理で軽減できる)
肥満傾向になる。(適切な栄養管理で防げる)
犬では尿失禁の発生率が上がる。(薬で治療できる)

オスの去勢手術

利点
望まない交尾がなくなる。
精巣の病気や前立腺肥大(犬)のリスクがなくなる。
性ホルモンに関係する病気のリスクが低くなる。
性的な欲求不満から来るストレスが軽くなる
猫では発情期特有の困った行動がなくなる。(大きな鳴き声、マーキング、外に出たがる、ケンカなど)
オス同士の競争による攻撃性が低下する。
猫エイズなどケンカや交尾で感染する病気のリスクが低くなる。
様々なリスクを軽減することにより、寿命が延びる。

欠点
手術の麻酔のリスクがある。(適切な麻酔管理で軽減できる)
肥満傾向になる。(適切な栄養管理で防げる)

参考資料 環境省出版「ふやさないのも愛」

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