日本犬は大きく6犬種
日本犬
日本犬の中で最も人気な「柴犬」。豆柴もありますが、分類的には中型犬になります。
他の日本犬を北から紹介すると、「北海道犬」「秋田犬」「甲斐犬」「紀州犬」「四国犬」。6犬種が、一般に「日本犬」と呼ばれています。
凛々しい立ち姿で思わず触りたくなりますが、手を伸ばしてはいけません。
一言でいうと「武士」。自立心があり、人にすり寄らず、攻撃的で、認めた主に従順。
飼い主様が小さい頃からブレずに、愛情をもって一貫した躾をすると愛らしい従順な犬ちゃんに成長します。
そこが「日本犬は初心者向けではない犬」と言われている理由です。
初めて犬ちゃんを飼おうと考えるときには犬種の特徴をよく調べたほうがいいようですね。
柴犬
「柴犬」は日本原産の犬です。歴史は古く、縄文時代には猟犬として活躍していました。
貝塚からも骨が出土されているそうです。日本原産なので、日本の気候に強い面があります。
「豆柴」という種類は正式にはなく、小さく生まれてきた柴犬を豆柴として売っているそうです。
成犬になったとき、普通の柴犬サイズに成長してしまい、驚く飼い主様も多いと聞きます。
北海道犬
ソフトバンクのテレビCMで有名な「北海道犬」。他の日本犬と同様、天然記念物指定されています。
昔からアイヌの人々の中で、番犬・猟犬として暮らしていました。
自分の身体よりも大きな鹿や熊に立ち向かっていた勇敢なマタギ犬。
幼いころからしっかりと躾をすると、飼い主様に信頼をよせる賢い犬ちゃんになります。
中型犬で、舌にはまだら模様があるそうです。
今日は全国的に雪。雪の中で駆ける北海道犬を見てみたいものです。
秋田犬
秋田犬は、「忠犬ハチ公」で有名になった犬種です。寒さに強く、マタギ犬・闘犬としての歴史があります。
それ故、吠え声が大きく、威圧感がある大型犬。体重は約30Kg~約60Kgです。
子犬のころからしっかり躾をしておかないと他人に危害を与えてしまう恐れがあります。
躾が上手く出来ると、散歩をしても無駄吠えしない・飼い主様に忠実で、甘えん坊も見え隠れする可愛い犬ちゃんになります。
今では世界中で、秋田犬は愛されています。
甲斐犬
甲斐犬は山梨県原産、猟犬で、舌に舌斑のある、つぶらな眼をした中型犬の犬ちゃんです。
子犬のころから主従関係を教え、タイミングを外さずしっかり躾をし、時には褒めて育てると賢く優しい犬ちゃんになります。
気性が強く警戒心があり、どちらかと言うと権力欲もあるので、躾が上手くいかないと主従関係が逆転して手を焼く犬ちゃんになる可能性もあります。
活発的なので、飼う側は気力体力が必要になります。飼い主様の年齢や健康状態を考慮のうえ検討する必要があります。
紀州犬
紀州犬は、和歌山県原産の犬ちゃんです。
猪に立ち向かう中型の猟犬で、賢く記憶力がある犬ちゃんだと言われています。
当然、躾の際に指示が二転三転すると戸惑いを感じてしまうようで、子犬の頃から一貫したブレない躾をする必要があります。
上手く躾をしないと危険な犬ちゃんになる可能性もあり、また運動量が多いので飼い主様は「気力と体力」がいります。
「狼爪」を持って生まれてくる仔が多い犬ちゃん。気性の荒さは折り紙付きのようです。
四国犬
四国犬は昔「土佐犬」とよばれていました。今は、「土佐闘犬」という別の種類と区別するために「四国犬」に変更されています。
パッと見ると、オオカミ?と思うほど野生的な顔をしています。
ニホンオオカミが祖で、山犬になり、人に飼われ現在に至ったと言われています。
中型の猟犬で攻撃的・危険な犬ちゃんですが、幼い頃からしっかりとした躾と主従関係を築き上げれば忠実で愛しい犬ちゃんになります。
これまで紹介してきた日本犬はすべて猟犬です。
猟犬の本能を考えれば、飼い主様に牙を剥くこともありますし、近所にも危ない動物と認識されるでしょう。
首輪を太めにしたり、柵や壁を高く・よじ登れない様にしたりと配慮が必要な犬ちゃんだと言えます。
おわりに
日本犬は、中型犬・大型犬です。弊社では、火葬炉が小さいため体重約10Kg前後までを限度として対応しています。
お電話で弊社へお問い合わせの際は、事前に体重と犬種を言っていただければ、対応できるのかできないかをお伝えできます。
対応できない場合は、お近くのペット霊園をご案内します。
ご遺体の安置方法から火葬業者の選び方までポイントをアドバイスできますのでまずはお電話ください。
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