ペットが亡くなったらどうするの?

ご遺体の安置

ペットちゃんが亡くなったと感じた際、体を整えた後、上まぶたと下まぶたをゆっくりやさしく、上下からつまみ合わせて閉じてあげます。
しばらくして、まぶたが閉じてから手を離します。死後硬直が始まるとなかなか閉じません。
火葬にこられるかなりの仔はまぶたが開いたままです。あまり気になされる必要はありません。
安らかに眠っているのに、電気のあかりがまぶしそうだと感じるでしょう。ガーゼやハンカチでお顔を覆ってあげてください。
ペットちゃんも人間と同じで、亡くなるとからだに緊張がなくなり体液や排泄物が出てきます。
普段からペットシーツを使われている方は、からだの下に一枚敷いてください。
なければ、からだの大きさに合わせたタオルやバスタオルでかまいません。
飼い主様によっては、口元に別にタオルなどもう一枚、排泄物用に古いタオルやオムツをはかせている方もいらっしゃいます。

ご遺体の保管

ご遺体は、涼しい所に安置して眠らせておきます。冬は、暖房があたらない部屋や玄関口(内側)。
春から秋にかけては、保冷剤でお腹を中心に冷やします。
夏は涼しいエアコンがついた部屋で、外出するときはいくぶん涼しい部屋や北玄関(内側)。
真夏、飼い主様ご家族の皆様の都合で火葬予定が四日以上先になる場合は、箱に収めドライアイスで冷やしてください。
発泡スチロールの箱なら保冷が効きさらに安心です。
一日、二日なら保冷剤でのみで大丈夫ですが定期的に交換してください。
気温など必要に応じて対応してもらいたいと思います。
ポイントは、お腹を中心に冷やすことです。
亡くなると数時間で硬直がはじまります。
硬直しているということは、まだ傷みがはじまっていないということです。
傷みは、ご遺体内に残る飲食物や内臓、体液、腹水などからはじまりますので、お腹を中心に冷やして下さい。

小動物のご遺体で事情により火葬まで長期間置きたい場合、ティッシュで包みビニール袋やタッパーにいれ冷蔵庫で保管されると真夏でも心配いりません。
小型犬、猫ちゃん、兎ちゃんは、個体差が大きく夏場一週間経っても臭いが多少する程度の仔もいますので、あまり神経質にならないでください。
中型犬で外犬の仔は、弱り始めると生きているときから虫が出たりします。床ずれの部分など気付けて見てください。
また、雨があたらない様に軒先に入れてあげたり、ハエなどが寄らない様にバスタオルやビニールシートで包んであげてください。
夏場は、痛みがすぐに始まりますので、早めに火葬の手配をされるようおすすめします。

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